脱社畜へ走り出す商社マンの苦悩と日常そして趣味。リアルをお届け。

実録!こうして僕は€100を取られたbyイタリアのミサンガ売り

実録!こうして僕は€100を取られたbyイタリアのミサンガ売り
最高級ミサンガ

皆さんの心を読みましょう。

”馬鹿だなあ””警戒心薄いなあ””平和ボケしすぎ””払うなよ”

先に謝ります。本当に申し訳ございませんでした。全て自分が悪いです。

ただ!これだけは言わせてください。

旅をする前も、最中も。そして今でも常に警戒心は持って行動をしています。

それだけは自信がありました。

ではなぜ?レモが体験した一部始終をありのまま記します。

少しでも被害者が減り、旅行を笑顔のまま満喫して欲しい。そんな願いを込めてどうか僕の体験談を参考にしていただきたい。そんな想いです。

こうして僕はやられた。

古都ローマはコロッセオ。事件はそこで起きたのである。

以下

登場人物 ①レモ ②ミサンガ売りのおっさん ③闇落ちミサンガ売り集団 

〜Story of ミサンガ〜

颯爽と歩きながらコロッセオを見上げて圧倒されているレモ。

日本人が多いとはいえ、この日は周りに日本人の影がなく、少し寂しい気持ちに。

その時!聞こえるではありませんか。日本語が!!

ヘーイ。チャーオ。ナカ〜タ。ナガト〜モ。ダイスキネ。

絶対こいつ怪しいわと思ったが、なぜか体が反応。本能的には嬉しかったのでしょう。

止まって会話をしてしまったんです。

日本詳しいね。ナイス。

トウキョウ?オオサカ?ナゴヤ?ワタシ、ニホンニ、トモダチイルネ。コンド、イク。イエーー。

おおーいいですね(笑顔)僕はトウキョウ!(カタコトw)

その時、右手の小指に糸を巻き出してるおっさんに気づく。

本当に鮮やかな流れるようなプレー。例えるなら、イタリアサッカー代表のピルロのパスくらい華麗でした。

異変に気づくも、半ば諦めの気持ちが既に芽生えてしまったんですよね。

こ、これは、、。しまった!?!?と。

コレハ、トモダチノアカシ!ベストフレンドネ!

この時にはもう完全に、諦めてました。やられたんです、レモは。

そして糸を切った途端に、おっさん集団に囲まれる。言うことは一つ金を出せ!!何と債権回収が早いことか!

オニイサン!チップネ!ダメ!ハイ!

体を弄られ、分散してポケットに忍ばせていたお金を一気にふんだくられました。

正直、囲まれたらもう怖くて無理なんですよ。現金で済むならいいや。って諦めましたね。

こうして€100は闇へと流れていきました。

ハーーーッハッハッハ!

ミサンガ売り、ローマ支部コロッセオ部隊。俺の金で美味しいパスタでも食えよ!

死闘直後

もちろん手口は事前に知っていました。

こんなに流れるように。演技のように。圧倒されるものだとは思わなかった。

実際に遭遇してもなお、回避できなかった自分にすごく腹も立ちましたし、悔しかった。

すげー高級なミサンガ(イタリアカラー)を買ったったぜ!ドヤ!

って5分くらい思ってましたけど、ムカついてきて切ってミサンガ売りに投げつけてやりましたわ。きいいいいいいい。笑

そして、せめて美女に囲まれたかった。。。

物売りって美少女じゃないんかい!!!マッチ売りの少女でそう決まってるんじゃないんかい!!

死闘を経て想うこと

とにかく相手にプロ意識を感じた。誤解を与えてはいけませんが、犯罪を称賛している訳ではないです。

会話から行動までの流れ。そしてサービスを無理やりでも相手に受けさせる事。

代金回収係がすぐに駆けつけること。この集団での一連のプレーにものすごくプロを感じました。

あんなもん誰が見ても詐欺だとわかります。手口も昔から有名。しかし衰退しない。

無理やりサービスを受けてしまった時点で私は戦いに負けたのです。

止まった瞬間負けなのです。

悔しいですが、その鮮やかさだけは称賛に値しました。他のことで金稼げよ!!

基本旅先で、道端で話しかけてくるやつは変な奴しかいないんです。日本だって変なやつか客引きかナンパですもんね。

現地の人と会話を楽しむなら、施設(お店)の人にしましょう!

とにかくガン無視!ガン無視ですよ。

足を動かせ。口を開くな!

僕の敗北を読者様の勝利へつなげてください。

しかし、もし。もしも。受けてしまったら、、大勢に囲まれたら。

命より大事なものはないです。

広告

旅行カテゴリの最新記事